不登校経験者の親、今考えること・・・

不登校・・周りの大人に何を伝えているのでしょう?数学のように答えがひとつしかない問題なら、答は出せますが、子育てはそういうわけにはいきません。一緒に考え、一緒に学びながら、悩めるお母さんが、ほっと一息つける場になれればと思います。

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子供を奪い取られた親の気持ち

いじめが原因で自殺に追いやられた子のことが報道されています。

子供を奪われた親の気持ち。同じ立場の人しか決してわかり得ないと思います。

ちょっとテレビを見ただけですが、親の怒りの部分のみ映像で映っていました。怒り、悲しみ、苦しみ・・・そんな言葉では表せないくらい、心がぐちゃぐちゃになっちゃうんでしょうか。

いじめとは違いますが、同じく子供を奪われた親という立場の林 有加さんが書いた童話を偶然見つけましたので、コピーさせていただき、紹介します。
和歌山市の毒物カレー事件で、小学四年生の長男大貴(ひろたか)君(10)を失った母親、林 有加さんが、息子への思いを「彼岸花」(ヒガンバナ)と題する童話にまとめたものです。

「彼 岸 花」    林 有加作   (全文 原文のまま)

 ある年の七月、十才の少年の命の灯が消え、ひとつの魂が生まれました。
 短かい命から生まれた小さな小さな魂でした。その小さな魂は、母が恋しくて、神に、もう一度だけ母に会わせてほしいと頼みました。
 神は、その純心無垢な魂を不憫に思い、願いを聞き入れてくれました。
 そして、神は、こう言いました。
 「一日だけ、おまえを人間界にもどしてあげよう。ただし、人間の姿では、もどれない。母が、おまえの姿を見つけ、母の声を聞くことが出来たなら、いつか再び、親子として人間界に生まれかわることを許そう。しかし、母の声を聞くことが出来なかった時には、魂は、消えてなくなってしまうが、それでもよいか?…」
 小さな魂は、九月半ば、母との思い出深い彼岸花の姿をかりて、母の住む家の近くの土手に、ひっそりと咲きました。
 なつかしい家の窓には、悲しげに外を眺める母の姿がありました。
 精一杯、健気に咲く一本の赤い彼岸花に目がとまったのでしょう。しばらくすると、母は、引き寄せられるかのように、ゆっくりと土手の方に近づいてきました。
 そして、母は、彼岸花に顔を近づけ、語りかけました。
 「もう、彼岸花の季節になったのね…。ひろくんは、いつも、お母さんのために、このお花を摘んできてくれたよね。ありがとう。」
 母の目から涙がこぼれ落ち、声にならない声をふりしぼって言いました。
「ひろくん、おかえりなさい。」
そう言って、花をやさしく手で包み込みました。
 なつかしい母の声とぬくもりでした。
 その母のやさしい声を聞くことが出来た瞬間、<お母さん、ただいま! いつかまた、きっと、お母さんの子どもに生まれてくるからね。ありがとう、お母さん!>
 彼岸花は、母の言葉と、いく粒もの涙を花びらで受けとめ、ひとすじの光となり、空に昇っていきました。
 母は、空を見上げ、いつまでも祈りつづけました。

(1998年10月22日付徳島新聞より)


事件後、ショックで寝込むことが多かった有加さんは、ラジオ局が短編童話を募集しているのを知り、応募したそうです。
心の傷はいえないが「大貴を心配させないために、何かを始めなくては」との思いで、大貴君の勉強机で書き上げたそうです。

この童話は心に染み入りました。涙が自然と溢れました。

今、いじめられている子にも必ず親がいます。こういう親の気持ちを広く知ってほしいと思います。
そのために林さんも童話にしたのだと思います。

いじめや毒物カレー事件のような、人の命が奪われてしまうようなことは、決してあってはいけないことだと思います。
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  1. 2006/10/16(月) 20:42:24|
  2. 未分類|
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  4. コメント:4

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コメント

のんきははさんへ

つらい過去をお持ちなんだ、と思ったら、今年もひどいことが起きてしまったんですね。

今、本当にお坊ちゃんが生きていてくれてよかったですね。心からそう思います。相手の事を思いやることができない子。そして、守るどころか、傷ついた子にひどいことをしてしまった先生。どちらも、許せません。ニュースで報道されている以外にも、現実にそういうことは起きてしまっているんですね。

お坊ちゃんの深く傷ついた心が癒え、穏やかな日々を暮らせるよう、心から祈っています。

のんきははさん、書き込み本当にありがとうございます。よろしかったら、また、いらしてくださいね^^

  1. 2006/10/19(木) 09:22:51 |
  2. URL |
  3. のんきははさんへ←ふみごん #DpPCjZ4g |
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生きていてくれて ありがとう

福岡の事件では、高2の長男の場合と同じキーワードが出てきました。
「平気そうだったから・・・」「いやがっているとは気がつきませんでした」
これは中1から度の過ぎたふざけ(先生談)を繰り返した子の発言です。
トイレに連れ込まれて投げられたり叩かれたりして、嫌がらない訳がない!!

校内暴力と先生の誤解(殴られた後机に突っ伏していた息子に叱責と「シンナーでもやっているのか」との発言)にによるストレスから、睡眠障害で不登校のはて、退学。
さすがのんきははでも、今年はたくさん泣きました。でもとりあえず 息子が今、生きていることに感謝します。
  1. 2006/10/18(水) 22:44:42 |
  2. URL |
  3. のんきはは #- |
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ココロさんへ

悲しい事件があとを絶ちません。

それ(いじめなど)をやることにより、相手がどう思うか、相手の家族がどう思うか、心をそこまで及ぼせない人たちが増えているのかもしれません。

「彼岸花」に表されたような被害者側の気持ちを多くの人に伝える機会が増え、相手の気持ちを考えられる人が増えたらいいなと思います。
  1. 2006/10/17(火) 23:06:55 |
  2. URL |
  3. ココロさんへ←ふみごん #DpPCjZ4g |
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こんにちは!

「彼 岸 花」を教えていただいてありがとうございます。
ココロも、思いっきり泣けましたv-388
毎日毎日、いじめによる自殺・・・
JRの後追い自殺も、心が痛みます・・・
被害者は、本人だけではないのですよね。
本当に悲しい事件ばかりで・・・
ひとりでも、多くの方が勇気をもって毎日を過ごしていけるようなブログを作れるようがんばりますv-363
ふみごんさんありがとうv-344
  1. 2006/10/17(火) 11:09:22 |
  2. URL |
  3. ココロ #jSi3vTMA |
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